藍先輩の危険な溺愛レッスン。
1人で突っ走ってきたからきっと心配しているに違いない。


案の定スマホにメッセージが何件も送られてきていた。


『心配かけてごめん、藍先輩と会えたよ』


って送ったら安心したような返信があった。


『花火が終わったら合流しよう』


『オッケー』


そんなやり取りを交わして一息ついていたら、先輩がぽつりと言った。


「そろそろ、最後かな」


先輩は夜空を見上げる。


「え?なになに」


「ラストの花火が盛大なんだ」


先輩は私を膝の上に座り直させて、後ろから腕をまわしてきた。


他の人の邪魔にならないようにちゃんと階段の端っこに移動した。


それにしても、こんなにイチャイチャしてていいのかな。


「こうして一緒に見よう」


「う、うん」


私、今先輩の上にちょこんと乗せられていてる。


なんだかエッチな体勢なような気がしないでもない。
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