運命が変えた一夜 ~年上シェフの甘い溺愛~
綾乃は首を横に振り嫌な思い出を思い出さないように、頭から熱いシャワーのお湯をかぶった。

思い出したくない。

まだ、心の傷はいえていない。

ただ考えないようにしているだけで、ふとした時に思いだすとずきずきと心が痛む。


『俺がいなくても、綾乃は大丈夫』最後に言われた言葉に綾乃は呪いをかけられているような感覚を覚えていた。





いつもよりも長くシャワーを浴びた綾乃は、バスタオルを体に巻いて洗面台に並べてある高級スキンケアグッズの中からダントツで高いパックを取り出す。気分を盛り上げるためにはこれが必要だ。

今日は朝から嫌な夢をみてしまった。
この高級パックの出番だ。
< 3 / 349 >

この作品をシェア

pagetop