花乙女は愛に咲く
*世界設定*

<花は愛情という栄養をもたらすもの、という設定>
世界樹の枝葉によって天が支えられ、世界樹の根によって大地が安定している大陸、<アダルシャーン>。
花乙女からの花の寄贈(花乙女の花の蜜は愛情という栄養を持つ)によって世界樹が保たれる。
花乙女は国の莫大な予算を投じて保護される。
花は誰かが乙女に愛情を注ぐと乙女に咲き、乙女は花が咲くことで美しくなり、愛情が枯渇すると花は枯れる。
花乙女の最初の花は、両親祖父母。そのうちに友人となり、やがて花乙女を愛する人(花騎士)へと変わる。
愛されることのない花乙女は居ないが、万が一居た場合は乙女に花は咲くことがない。
花の数や大きさが花乙女が受けた愛情の勲章であり、誇りなので、自身に咲く花を、花乙女は大事にする。
花の形や色などは、想いを寄せる花騎士次第。色は目の色、形は、情熱、思慕、尊敬、慈愛などの感情によって様々。
花は乙女に気持ちを寄せる人が乙女を思っている期間の間だけ咲いている。
花騎士は花乙女に花を咲かせることが出来た時に花騎士となる。
花乙女と花騎士は血筋で決まるが、花を咲かせられないこともある。その場合は乙女または騎士にはなれない。(見習いのまま)
花乙女は舞踏会で花騎士と出会い、お互いの花と目の色が一致した時に世界樹の女神・アスナイヌトに祝福されて結婚する。(舞踏会参加時、花乙女は自身に咲いた花で着飾り、花騎士は自身の目の色で花乙女に求婚する決まり)
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