花乙女は愛に咲く
*登場人物*

リンファス・フォルジェ(18)
花乙女。両親の不仲により、花の咲かない花乙女となる。
親が不仲が原因で母親が枯れた花を身にまとい、自身も花が咲かないことから、花乙女として育ちたくないと思う。
花乙女について否定的で、花乙女についても知りたいと思ってこなかった。

ファトマル・フォルジェ(38)
リンファスの父親。浪費癖が強く、特に博打が好き。
アルネアの花を枯らせてしまう。

アルネア・フォルジェ(36)
リンファスの母親。かつては花いっぱいの花乙女だったが、
ファトマルのせいで花は枯れた。

ロレシオ・ヴァーレルタン(20)
花騎士見習い。アダルシャーンの王子。蒼の瞳に銀の光彩持ち。
銀の光彩は王族は勿論、国の誰一人として持った人が居なく、
鬼子として王室で疎まれて育つ。
寄宿舎の医務室で花から点滴を受けているリンファスを見かけて、同じ境遇を感じて興味を持つ。
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