クールな副社長はウブな彼女を独占欲全開で奪いたい
『こうなったら浅瀬の川に連れて行くか……』と、真剣な表情で悩んでいる遥人さんの横顔をこっそり眺めるのは、けっこう好きだった。
『白峰さんも一緒にどう?』と朗らかな声で誘われた時は、冗談だと分かっていても激しく動揺し、胸が高鳴った。
結愛ちゃん家族に、赤の他人の私がひとり紛れ込むのはどう考えてもおかしい。
笑って誤魔化したが、遥人さんは時々ドキッとする言葉を放つから心臓に悪い。
でもやっぱり、遥人さんの隣は居心地がよかった。
既婚者と過ごす時間が楽しいなんて不健全だし、姉にぽろっと吐露したら。
『心の中でなにを思おうが、外に出して誰かに迷惑をかけなければセーフ』と労わるように笑われた。
それと、『失恋したばかりだから、誰かに癒してもらいたいと思うのはよくあるよ』とも言われた。
その時初めて、最近元恋人を思い出さなくなったと気づいた。こうして完全に彼の存在を忘れて、また新しい恋愛ができたらいいな。
自分の気持ちが前向きになっていくのを実感できて、肩が痛くて不自由ではあったが実りのある数日間だった。
『白峰さんも一緒にどう?』と朗らかな声で誘われた時は、冗談だと分かっていても激しく動揺し、胸が高鳴った。
結愛ちゃん家族に、赤の他人の私がひとり紛れ込むのはどう考えてもおかしい。
笑って誤魔化したが、遥人さんは時々ドキッとする言葉を放つから心臓に悪い。
でもやっぱり、遥人さんの隣は居心地がよかった。
既婚者と過ごす時間が楽しいなんて不健全だし、姉にぽろっと吐露したら。
『心の中でなにを思おうが、外に出して誰かに迷惑をかけなければセーフ』と労わるように笑われた。
それと、『失恋したばかりだから、誰かに癒してもらいたいと思うのはよくあるよ』とも言われた。
その時初めて、最近元恋人を思い出さなくなったと気づいた。こうして完全に彼の存在を忘れて、また新しい恋愛ができたらいいな。
自分の気持ちが前向きになっていくのを実感できて、肩が痛くて不自由ではあったが実りのある数日間だった。