褒め上手な先輩の「可愛い」が止まりません
約2週間後。
「あれ? もう行くの?」
玄関で靴を履いていると、パジャマ姿の兄が声をかけてきた。
「うん。西尾先輩と約束してるから」
「東馬と……? まさかデート……⁉」
勉強や部活に忙しい学生が、こんな朝早くからデートするわけないでしょ。
心の中でツッコみながらゆっくりと振り向く。
ボサボサの髪の毛から見えた瞳は、いつもより瞳孔が開いていた。
「違うよ。デザインの話をするから早く行くの」
「なーんだ」
今日はいつもより30分早く登校してスケッチブックをコピーし、それを元にデザインの話し合いをする約束をしている。
「草山さんに会わないよう気をつけろよ~」
「……うん」
草山先輩が嫉妬深いと聞いてから約2週間。
助言通り、彼女が近くにいないかを確認してから西尾先輩と話をするようにしている。
そのおかげか、今のところ冷たい視線は感じていない。
「あ、そうだ。誕生日おめでとう。さっき部屋にプレゼント置いておいたよ」
「えっ、マジ⁉ ありがとう!」
「あれ? もう行くの?」
玄関で靴を履いていると、パジャマ姿の兄が声をかけてきた。
「うん。西尾先輩と約束してるから」
「東馬と……? まさかデート……⁉」
勉強や部活に忙しい学生が、こんな朝早くからデートするわけないでしょ。
心の中でツッコみながらゆっくりと振り向く。
ボサボサの髪の毛から見えた瞳は、いつもより瞳孔が開いていた。
「違うよ。デザインの話をするから早く行くの」
「なーんだ」
今日はいつもより30分早く登校してスケッチブックをコピーし、それを元にデザインの話し合いをする約束をしている。
「草山さんに会わないよう気をつけろよ~」
「……うん」
草山先輩が嫉妬深いと聞いてから約2週間。
助言通り、彼女が近くにいないかを確認してから西尾先輩と話をするようにしている。
そのおかげか、今のところ冷たい視線は感じていない。
「あ、そうだ。誕生日おめでとう。さっき部屋にプレゼント置いておいたよ」
「えっ、マジ⁉ ありがとう!」