褒め上手な先輩の「可愛い」が止まりません
「先輩って、なんでそんなに優しいんですか……?」
「えっ! 優しいかな?」
「はい! もう女神みたいです! お兄ちゃんが……」
と、言いかけたところで我に返った。
あっぶな……。
つい、「お兄ちゃんが先輩を好きになった理由がわかりました!」って、口を滑らせるところだった。
直接聞いたわけじゃないけど、お兄ちゃんは感情が顔に出やすいから、多分雪塚先輩のことが好きだと思う。
「お兄ちゃん……? 景斗くんがどうかしたの?」
「その……女神みたいな雪塚先輩と同じクラスのお兄ちゃんが羨ましいなぁって……」
咄嗟に部活体験の時に思ったことを口にした。
嘘は言っていない。
「それに、一緒にいて楽しいし、安心しますし、先輩がお姉ちゃんだったら毎日が楽しくなると思います!」
「あ、ありがとう……」
思っていたことを全部言い放つと、先輩は赤くなった顔を隠すように少し横を向いた。
先輩が照れてる! 可愛い……!
この照れた顔をお兄ちゃんが見たら、胸キュンどころか、ズキューンってやられそう。
鼻血出して気絶したりして。
「えっ! 優しいかな?」
「はい! もう女神みたいです! お兄ちゃんが……」
と、言いかけたところで我に返った。
あっぶな……。
つい、「お兄ちゃんが先輩を好きになった理由がわかりました!」って、口を滑らせるところだった。
直接聞いたわけじゃないけど、お兄ちゃんは感情が顔に出やすいから、多分雪塚先輩のことが好きだと思う。
「お兄ちゃん……? 景斗くんがどうかしたの?」
「その……女神みたいな雪塚先輩と同じクラスのお兄ちゃんが羨ましいなぁって……」
咄嗟に部活体験の時に思ったことを口にした。
嘘は言っていない。
「それに、一緒にいて楽しいし、安心しますし、先輩がお姉ちゃんだったら毎日が楽しくなると思います!」
「あ、ありがとう……」
思っていたことを全部言い放つと、先輩は赤くなった顔を隠すように少し横を向いた。
先輩が照れてる! 可愛い……!
この照れた顔をお兄ちゃんが見たら、胸キュンどころか、ズキューンってやられそう。
鼻血出して気絶したりして。