ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
「私達…意外と合うかもしれませんね…」

御曹司の彼との身分差を気にしたけど…私と彼のカップリングもアリかもしれない。

「・・・合うさ…」

和寿さんは断言して、お茶碗の中の鯖缶の炊き込みご飯を平らげた。

「あ…これ…司さんから預かりました…」

「あ…」

私は司さんから預かったカードキーを和寿さんに差し出す。

「今度は君にこのカードキーを渡すよ」


「えっ!?」

受け取ったカードキーを私に渡して来た。

「でも・・・私…まだ・・・雄平と…」

「・・・君は俺の女だ…此処に住んで…俺と暮らすんだ…君に暴力振るう雄平の元には帰さない…いいね…莉子」

「和寿さん・・・」

「俺は食べたら…病院に戻るよ…明日の朝まで帰って来れないかもしれない…でも・・・この部屋で待っててくれ…頼む…莉子」


彼に一途に見つめられると囚われたようにカラダが動かない。

――――私も雄平の元に戻りたくないと思っているんだ…

「分かりました…待ってます」

素直に彼の頼みを受け入れた。
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