【プロット】聴こえる冷酷皇帝と視える転生皇女と現す無口な公子
主要キャラクターの説明
<主要登場人物>

・ユージェニア・マイネ・スタシア・ハルトシュタイン(0~17歳まで)
主人公。視える能力の持ち主。黄金色の髪、蒼い瞳。父親似の美少女。
前世は日本人で名前は河鹿野舞音(かじかのまいね)
ハルトシュタイン皇国の唯一の皇女ユージェニアに転生する。
父である皇帝に殺される手前で視える能力の持ち主であることが分かり、その場で皇太女に指名される。
前世では予知夢を見る能力があり、その能力と記憶を持って転生した。
視える能力は主に過去視や未来視だが、ユージェニアは過去と未来両方を視ることができる。

・ユリウス・アドリアン・ハルトシュタイン(24~41歳まで)
ハルトシュタイン皇国の皇帝。ユージェニアの父。聴こえる能力の持ち主。黄金色の髪、蒼い瞳の美形。年をとっても姿が変わらないことから娘にバケモノ扱いされる。
先代皇帝と兄弟たちを廃し、皇帝になったことから冷酷皇帝と呼ばれている。
不義の疑いがあった皇后(ユージェニアの母)と不義の子の皇太子ヴィルフリート(ユージェニアの兄)を手にかけた。ユージェニアも不義の子だろうと手にかけようとした時に、心の声が聞こえて視える能力持ちだということを知り、自分の子だと確信を得る。
娘を自ら教育し、溺愛する。

・ヴィルフリート・ファビアン・ハルトシュタイン(6)
ハルトシュタイン皇国の皇太子。不義の子と疑われたまま、6歳で命を落とすが、実は皇帝の実子。
父帝の手にかかり命を落とすも、その後ユージェニアの守護霊獣として生まれ変わる。
狼のような姿を持つ守護霊獣だが、ユージェニアの願いで普段は豆柴の姿をしている。たまに生前の姿で現れることもある。名前はヴィル。
母と自分を手にかけた父は嫌いだが、妹であるユージェニアは好き。

・クリストフ・マルセル・ローゼンクランツ(7~18歳まで)
ローゼンクランツ公爵家の次男。現す能力の持ち主。白金(プラチナ)色の髪、アクアマリンの瞳の美少年。
力を制御できず、不用意な一言で妹を死に追いやってしまった過去を持つ。以来、言葉を発することを禁じられる。
家族から忌み嫌われていたため孤独だったが、七歳の時、王宮でユージェニアと出会い友人となる。後にユージェニアの婚約者となる。

・カスパル・ベルノルト・ローゼンクランツ(35~39歳まで)
ローゼンクランツ公爵家当主。クリストフの父。野心家。銀髪、青い瞳の強面。
息子であるクリストフが能力者であることを知っていながら、隠している。
クリストフがユージェニアの婚約者になったことで国を乗っ取ろうと画策するも失敗。
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop