末っ子令嬢はとことん甘やかされたい! ~生まれ変わっても前世の長女気質が抜けません~
・第2話 プロット

 夫となるジュードと顔合わせのその日。あろうことかジュードは「忘れていた」と言って遅刻をしてくる。そのうえ大して話もせずに帰ってしまう。
 遅れてきたこと、まったく長男らしくないこと。2つの意味で怒りを覚えたシエラ。(後者についてはとても個人的な理由)
 けれど同時にわかったこともあった。自分がジュードの相手に選ばれたのは、その性根を叩き直せという意味なのだろうと。
 両親はこの結婚は白紙にしてもいいと言ってくれたが、シエナは結婚を承諾。徹底的にジュードを叩き直して、理想の長男(年上の男性)にするのだと意気込む。
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