わがまま姫♀と俺様王子♂【編集中】



その横顔を見てしまったあたしは、黙って高杉の後を付いていく。



そして目的の中庭に到着すると――



高杉は髪を掻き乱し、ゆっくりと綺麗な形の唇が動いた。



「…何でお前、アイツといたんだよ」



「……アイツ?」



「あの場所ってどこだよ。お前、アイツが好きなの?どーせ報われねぇのに」



高杉の言ってるアイツは多分 和臣のことなんだろうけど…



あたしは和臣じゃない、他の人に報われない恋をしてるんだよ。



< 33 / 118 >

この作品をシェア

pagetop