燕雀安んぞ天馬の志を知らんや。~天才外科医の純愛~

……のだけど。

 あれ?
 今、行くって言いました?

「行く? 帰るじゃなくて?」

 私が天馬先生の顔を見ると、天馬先生は最高の笑みで、

「この近くに、ホテルをリザーブしてたんだよね」

と言う。



 思わず絶句した。
 え? 全く聞いてなかったけど?

 ホテル取ってた?
 え? なんで? なぜ? いつ?

 疑問符ばかりが頭をよぎる。



 まさか最初からそのつもりだったの⁉
 さっき怒ってたの何⁉

 なんなの!
 なんなのよーーーーーーー⁉


 口をパクパクさせて、私が真っ赤になっていると、
 天馬先生は楽しそうに笑って、今夜は覚悟してね、と私に口づけた。




<END>

< 350 / 350 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:292

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

婚約者の溺愛が重すぎて、普通の恋ができません!

総文字数/110,837

恋愛(ラブコメ)230ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 大学卒業を目前に控えた私は、これからの人生を選ぶために、ある重大な決断を下した。  ――逃げよう。 ----- 小宮山 真白(こみやま・ましろ)22歳 小宮山グループの令嬢だが、現在はわけあって派遣社員。 恋愛への憧れが強く、どうしても婚約者から逃げたい。 × 高槻 京志郎(たかつき・きょうしろう)30歳 タカツキ総合病院の御曹司。専門は心臓血管外科。 真白の婚約者。 ----- ※ヒロインかなり性格強め、ヒーローちょっと(?)オカシめです。苦手な方は回れ右でお願いします。 2026.09.26 連載開始 2026.10.15 完結 (完結後も、誤字・脱字・時系列等の微修正をかける予定です。ご了承ください)
偽りの婚約者さまは、この関係を終わらせる気がない!

総文字数/97,805

恋愛(オフィスラブ)188ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
元カレ・相沢理玖を遠ざけるため、 「私、もう付き合ってる人がいるから。だから理玖とやり直すことは絶対にないの」  我慢しきれず、思わず私はそんなことを口にしていた。しかも……。 「私、その人と結婚する」  自分の口から飛び出したとんでもない嘘に、私自身も内心でぎょっとしていた。  でも、ここまで来たら引き返せないと腹を括る。  そんな嘘に乗ってくれたのは――。 「ええ。俺が、片瀬悠里の婚約者です」  プライベートは謎に包まれた上司・久世慧部長だった。 「でも悠里はさっき、ものすごくラブラブだって――」 「それも事実です」  そんなことまで私、言ってました……? ------ 久世慧(31) 高遠ホスピタリティ株式会社・営業企画部長。異例の若さで部長に抜擢された切れ者。 × 片瀬悠里(28) 高遠ホスピタリティ株式会社・営業企画部。 ------ 2026.09.01 連載開始 2026.09.10 完結 (完結後も、誤字脱字、時系列修正など微修正を行う場合があります。ご了承ください)
表紙を見る 表紙を閉じる
「社長も私も、この生活を一生続けるなんて不健全ですよ……」 契約期間は【一生】。 この契約の値段を考えたら当たり前なのかもしれないけど……。 でも、たった一つ。 契約を終わらせる方法がある。 「この契約結婚を終了させるには、俺が君を好きにならないといけないんだろう? 今のままでどうやって好きにならせる気だ?」 そうだ。 この契約には条件がある。 今、目の前にいる『苦手な』社長を、私に惚れさせたら契約終了。 私が欲しいものも手に入る。 ――しかし。 「こういう場面でキスの一つもできないようじゃ、一生かかっても無理だな」 彼は余裕たっぷりの顔でそう告げた。 -------------------------------- 九条夏音(くじょう・かのん)(27)朝霧グループ朝霧不動産総務部 × 朝霧清正(あさぎり・きよまさ)(31)朝霧グループ朝霧不動産社長 -------------------------------- 2026.8.25 表紙公開&連載開始 2026.8.31 完結 (完結後も、誤字脱字、時系列修正など微修正を行う場合があります。ご了承ください) ※こちらは2026年9月刊マカロン文庫の原作となります。 マカロン文庫ともども、よろしくお願いします。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop