結ばれる運命!?

神、降臨

仕事からの帰り道。

もう日が暮れ、帰宅ラッシュの時間だ。

午後からの仕事、全然集中できなかったなぁ。

朝ほどではないが激混みの電車に無理やり乗り込み、なんとか吊り革を掴む。

もう少し、車両増やしてくれればいいのに…。

毎日そう思っている。



ガタンッ



揺れと共に、人と人の間からあのイケメンの顔が一瞬だけ見えた気がした。

嘘!同じ電車!?

ちょっと遠くて、全然見えないけど…。

試行錯誤して見ようと試みたが、そうこうしているうちに自分の降りる駅に到着してしまった。

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