結ばれる運命!?

ボフンッ!!



まるで、小麦粉を高いところから落としたら辺りに舞ってしまったかのように目の前が真っ白になった。

かと思うと、目の前に見たことのない青年が立っていた。



「ヤッホー!」



青年はウィンクしながらそう言った。



「……………!?」



人というのは、本当に心から驚いた時には声が出ないらしい。



「……あ、あなた、誰!!?なんでいきなり、どこから…!?」



私はもうパニックだった。

青年は至って冷静で、奇妙さを覚えた。



「まぁ落ち着いてよ〜ほら、水でも飲んで」



もちろん落ち着いていられるわけが無い。

こういう時ってどうすれば…!?


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