縁は異なもの味なもの
夕飯も4人であっという間に出来たビーフシチューを食べながら短時間でこんなに美味しく出来上がる圧力鍋の話題で盛り上がり、楽しい夕飯だった。

明日は朝早く出発してシーサイドホテルで行われる13時からの試食会に参加予定だ。

試食後は結婚式の衣装を決める。
その日は、私と大輔さんもホテルに泊まるように大輔さんのお父さんが、手配してくれた。

日曜日には井上家にも寄るし、
その後は新幹線の駅へ立川の両親を送ってから
私と大輔さんはマンションへ帰る予定だ。

夕飯後、ウチのお母さんやお父さんにも、
結婚式の準備の話を詳しく説明して、招待状の見本を見てもらい、案内文も手書きのコピーを見せた。

引出物の 案として焼き菓子と商品カタログの話もしておいた。
試食会のメニューは基本形である事も
パンフレットを見せながらした。

「ねぇ、賢司さん、
私たちの親戚は少ないわよね。」

「大輔くん、真央ちゃん。ウチの方は4〜6組くらいかな? 
ただ…みんな年寄りだからなぁ〜 
招待状を出してみないとわからないかな?」

「はい。ウチは親戚が多いと思いますし、
井上不動産の重役が数名来ると思います。

来春の会社主催のお披露目会で、取引先などへ私の副社長就任と結婚した報告になると思います。」

「副社長かぁ。うん。わかったよ。
お料理も、引出物もこれで大丈夫だと思うけど、
明日、みんなで決めよう? 
明日で殆ど決めたら、僕たちも安心だし。」

「そうね、真央も衣装が決まれば花嫁さんのイメージもできるだろうしね!
結婚指輪を決めたり、新婚旅行の予約もよ」

「あ! 結婚指輪! そうだよな〜
新婚旅行は、ネットでじっくりと検討して予約しようよ。」

「うん。そうだね。指輪もネットで調べて決めてからお店に行こうよ。まだ時間あるし。」

「そうだなぁ。」

賢司と美也子も2人の会話を微笑ましく見守って眺めていた。

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