縁は異なもの味なもの
お見舞い

ピンポン♪

佐藤家に学と香代子がやって来た。
「直美ちゃん、この度は大輔と真央さんを泊めてくれてありがとう。
健太郎と樹も大丈夫か?」

「連絡きて、もうビックリして…
大輔、真央ちゃん大丈夫?」

「ああ、オレたちもビックリしたんだけど…
オレの部下がオレを庇って刺されたから…」

「え! 何それ!」
と何も知らない亮は驚いていた。

「大輔、詳しく事情を話してくれるか?」

大輔は、昨日の事件の話を皆んなに説明した。

「そうかあ、中川くんは、命に別状なくて本当に良かった〜 
ただ、ウチとしても何もしない訳にはいかないと思うんだが…」

「そうよね〜パパ…逆恨みだったとしても大輔が刺されてたのを庇って助けてくれたんだし」

「これから、中川の病院へ一緒にお見舞いへ行こう。 
中川のご両親も来てると思うし」

「そうね! じゃあ行きましょうか。」

4人で病院へ向かう事にした。

途中でお見舞いの品を買いに、デパートへも寄り、果物や花を買う。

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