消えない傷・消えない痛み

**やっと


お互いにシャワーを使い
緊張の中
「1日、言えなかったけど
白無垢もドレス姿も綺麗で美しかった。
美桜、愛してる。」
「うふふっ、ありがとう。
蒼大は、モデルなみにかっこ良かった。
私も蒼大を愛してる。」
と、伝えると
抱き締められてキスをされ
「抱き上げるよ。」
と、共に姫抱きをされて
ベッドルームへ

ベッドの上にそっと下ろされて
眩しいような、戸惑いのような
眼差しでみている蒼大に
ん?と思っていると
「緊張してるんだ。
ドキドキ·····してる。」
「うふふっ、それなら私も。」
「本当に?」
と、言われて
頷くと
「宜しくお願いします。」
と、言われて
改めて言われると恥ずかしくて
直視できなくなり
横を向いて
「はい。」と、返事をした。

蒼大は、
「こっちを向いて」
と、言いながら優しいキスを
してくれた。

蒼大の唇が·····指先が·····
私を翻弄していく·····
全てを脱がされ
蒼大も全てを脱ぐ·····と
「美桜、すごく綺麗だ。」
と、言われて
首を横にふると
「本当だよ。」
と、言いながら
胸先を唇でとらわれ·····
お腹や腰を····太ももを撫で上げられ
ゾワゾワしている中····

蒼大の指が私の中心をとらえて
入り込む
「うっ·····」
「ごめん、痛かった?」
と、言うから
首をふる
いたい?感覚とは違う·····
キスをされながら
胸を揉み上げられながら
抽送を繰り返され
息が上がりはじめる
「·····んっ····フ····ゥン·····」
「美桜、入れるよ」
と、言う蒼大に答えたつもりだが
定かでは····ない·····
ぐっと入ってくる蒼大自身に
「アアッ····ん·····ゥン·······」
「くっ·····ッゥ····フゥ····ン····」
入ると少しだけ
蒼大は、動きを止めた。

私は、少しだけ目を開くと
蒼大が愛しげに
だが、何かをたえているような
顔をしていたから
とても愛しくなり
腕を伸ばし蒼大の首に回すと
「愛してる。」
と、言って深くキスをされると
同時に蒼大が一気に入ってきて
「ひゃっ·····」
「あっ···たまら···なっ····い····
  みゆっ····んっ····みゆっ····」
蒼大に深く浅く突き上げられ
私は、蒼大にしがみつく
「そう····たっ···んっ···もぅ···」
「····いっ···しょ·····にっ······」
深く、深く、私の中に入ると同時に
果てた。

蒼大は、私のおでこに自分のでこを
つけて、
「愛してる。」
と、言うから
「私も、大好き」
と、返す
蒼大は、顔中にキスをして
私を抱き上げてシャワーへ

無理、無理、むりっと
言ったが、
却下、と一言。

その後は、シャワーをしながら
身体を拭きながら
蒼大に翻弄されて
ベッドに戻ると
またまた、蒼大が入ってきて
どんだけ、元気なんだろう、と。
気づいた時には
蒼大に抱き締められて
眠っていた。

だが、お尻に蒼大自身があたっていて
クスクスっ、笑っていると
私を自分の身体の上にのせて
「目、覚めたの。」
と、言うから
「うん。」
と、答えると
そのまま、蒼大が入ってきて
「···んっ····んんっ·····ゥン····」
「···うっ····きもちっ···い···いっ····」
私は、再び意識が飛び

次に目を覚ました時には
蒼大から沢山謝られた。
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