旦那様は征服者~帝編~
「フフ…ヤバ……可愛い////顔真っ赤だ…」
「え?」
「きっと…真っ白なんだろうね…心。
綺麗だなぁ…」

ジンさんからすれば、腰に手を回すなどなんてことないことなんだろう。
でも私にとっては、結構凄いことだ。
「もう触らないから、会場戻りましょう」
「あ、はい」

会場に戻ると、扉のすぐそこに帝がいた。
「おかえり、紫織。
遅かったね…?
なんで、ジンといるの?
説明して…?」

あっ━━━!
この雰囲気………
スイッチ……入ってる?

「おいで?」
そう言って、両手を広げて待つ帝。
怖い……。
でもここですぐ行かないと、もっと………
「早く……紫織」
「うん」
帝に近づく。
そのまま強く抱き締められ、腕の中に閉じ込められた。
「どうしようか…?どんなお仕置きがいい?紫織」
耳元で囁かれる。
「私…何も……」
「ジンに腰、抱かれてたよね?またそんなに嫉妬させて俺を殺したいの?俺は嫉妬すると、息苦しくなるんだよ…」

見てたんだ………!

「ごめんなさい…帝」
「許さないよ…。
………じゃあ、みんなに見せつけようか…?
紫織が誰のモノか……」
帝は私の顔を上に向かせ、私の口唇を撫でながら言った。
え━━━!まさか!

「━━━━!!!」
「ンンン……ふぁぁ…んん…やぁ…」
あまりの深く苦しいキスに、足が踏ん張れない。
帝が支えてるから、保ててるが。
「みか……やめ…苦し………」

会場の視線が集まってるのがわかる。

その後、足に力が入らなくなりカクッと膝が曲がった。
すかさず帝が私を抱き上げ、
「紫織、もう帰ろうな……後は家でね…?」
と言って会場を出た。
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