旦那様は征服者~帝編~
夕食が済み、片付けていると、
「紫織、来て!」
と呼ばれた。
すぐさま行くと、
「これ、何?」
と帝のスマホ画面を見せられた。
「え━━━?」
そこには店の外で、おつまみを取ってくれた人が私の買い物袋を取ろうとしてる姿が映しだされていた。

「紫織、説明、して?」
帝の雰囲気が黒く淀んだように、重たくなっていく。






あ…

スイッチ、

入っ、た。
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