後悔しないために
理菜の背中に手をまわして、少し強引に引き寄せて抱き締めた。

ちゃんと向き合って抱き合うのは、あの日以来だった。

理菜は緊張して、少し息が上がってる。それがまた可愛くてもっと強く抱き締めた。

理菜も強く抱き返してくれた。

そうして、いつの間にか2人とも眠りについていた。
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