丸重城の人々~前編~
夕方になり、準備をする。
大翔が予約したレストランは、ドレスコードだ。
柚希は響子にドレスを借り、着替える為に響子の部屋へ。
玄関で待っている、大翔のところに急いで向かう。
「ごめんね!遅くなって…お待たせ!」
「━━━━!」
「………大翔、カッコいい…!素敵」
「………」
「大翔?どうしたの?」
「柚」
「ん?」
「絶対…」
「ん?」
「俺から離れないでね」
「え?うん。離れるとか、私が無理だよ?怖いし」
「いや、そうじゃなくて…」
「うん?」
大翔は柚希を抱き締め耳元で、
「柚が綺麗だから、さらわれないように」
「うん…」
「そこ!熱いから、早く行って!」
響子の声に我にかえる、二人。
そのまま外に出た。
大翔の手を握りしめ、ぴったりくっついている、柚希。
街に近づくにつれ、人が多くなる。
「怖い?」
「………」
「柚?」
「え?あ…」
「震えてる…やっぱ帰ろ!」
震える柚希の手を握る。
やっぱり、柚にはハードルが高いのだ。
別に柚希のことを気にする人なんていない。
でも柚希にとっては、もしかしたら話しかけられるのではないか、変な風に見られてるのではないかと、不安でいっぱいになるらしい。
「え…大丈夫…行きたい」
「でも震えてるじゃん!こんな柚に無理させたくない。レストランなんて、いつでも来れるんだから」
「でも、せっかく大翔が私の為にレストラン予約してくれたから、行く!それに今日結婚記念日だよ?」
「……わかった。でもこれ以上無理はダメだからな?」
大翔が予約したレストランは、ドレスコードだ。
柚希は響子にドレスを借り、着替える為に響子の部屋へ。
玄関で待っている、大翔のところに急いで向かう。
「ごめんね!遅くなって…お待たせ!」
「━━━━!」
「………大翔、カッコいい…!素敵」
「………」
「大翔?どうしたの?」
「柚」
「ん?」
「絶対…」
「ん?」
「俺から離れないでね」
「え?うん。離れるとか、私が無理だよ?怖いし」
「いや、そうじゃなくて…」
「うん?」
大翔は柚希を抱き締め耳元で、
「柚が綺麗だから、さらわれないように」
「うん…」
「そこ!熱いから、早く行って!」
響子の声に我にかえる、二人。
そのまま外に出た。
大翔の手を握りしめ、ぴったりくっついている、柚希。
街に近づくにつれ、人が多くなる。
「怖い?」
「………」
「柚?」
「え?あ…」
「震えてる…やっぱ帰ろ!」
震える柚希の手を握る。
やっぱり、柚にはハードルが高いのだ。
別に柚希のことを気にする人なんていない。
でも柚希にとっては、もしかしたら話しかけられるのではないか、変な風に見られてるのではないかと、不安でいっぱいになるらしい。
「え…大丈夫…行きたい」
「でも震えてるじゃん!こんな柚に無理させたくない。レストランなんて、いつでも来れるんだから」
「でも、せっかく大翔が私の為にレストラン予約してくれたから、行く!それに今日結婚記念日だよ?」
「……わかった。でもこれ以上無理はダメだからな?」