[続]小さな恋物語
第5章 記憶
俺と佑希が歩いていると佑希を呼ぶ声がした。


「佑希ー!!」



あの声って亜依ちゃん?


そう思いながら声がする方を見るとそこには崇と歩く亜依ちゃんがいた。


亜依ちゃんに呼ばれた佑希はよっぽど嬉しかったのか俺に離れて亜依ちゃんに駆け寄ろうとしていた。



これって俺にたいしての嫌がらせなの?


ため息をつきながら佑希の方を見ると佑希の方に向かって一台の車が猛スピードで近づいていた。


「マジかよ…」


そう呟いて佑希の方に向かった。




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