はじめてのカレカノ
えっ?今?岡崎先輩に会わなきゃならないの?あの二人の顔見れないよ。
邪魔者は私だったのに。
「ちょっと、翔!なんなのよ!」
翔が私のいる玄関のドアを開ける。岡崎先輩は私がそこにいることに驚いて、
「翔!あんた、なに立花さんをお持ち帰りしてんのよ!昨日は朝帰りしてくるし。あんたたち、乱れてるんじゃないの?」
み、乱れてるって・・・。
私は、呆気にとられて二人のやり取りを聞いていた。