幽霊屋敷に挑む魔女
だから、夏美の出してくれた助け舟にホッとした。
『は、はあ!そんなんじゃねーし!俺はただ女子がうるせえからイライラしてるだけで、嫉妬なんかしてねぇよ!た、ただ、早乙女だけは涼しげだから話してただけだ!』
うっ、不意に私を押すのはやめてよ〜
『そう言われてみれば、桜はさっきから涼しげって言うか興味がなさそう』
『なんだろ、確かに帰国子女って凄いなって思うし転校生自体どんな人かな?って思うけど、みんなみたいにはならないかな』
『でも、気になるのはなるんだ。だってさ、あれ〜杉田、さっきより顔険しくなってるよ〜』
夏美のからかいに、うっせぇと一言言っては前を向く杉田くん。
夏美、お願いだから、彼を刺激しないで〜


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4月8日   晴れ。 桜舞う、校庭と真新しい制服の私。 これから始まる、高校生活。 何が起きるのか、まだわからなかった。 だけど、桜の花びらを見上げる君に 何故か、くぎつげになり、胸がキュッと苦しくなった。

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