貢ぎモノ姫の宮廷生活 ~旅の途中、娼館に売られました~
「ちょうどいいわ。
 今、人手が足らないの。

 よその王宮の酒宴に女たちを貸しているから。

 アローナ、すぐに売られて客の相手、しないままじゃない。

 ちょっと手を貸してちょうだいよ。
 あんたを保護した恩を少しは感じてくれているのなら」

 着飾って、酒の席に座ってるだけでいいから、とエメリアは言った。



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