天才か、狂人か。 ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~
「・・・・龍・・筒井。
ありがとう。もう大丈夫。」
「お、おい立浪・・。」
「立浪くん!一緒に病院・・!」
「大丈夫・・・一人で行ける。」
「ウヒャヒャヒャ!お前のタフさと、その腐った根性だけは認めてやるよ立浪ぃ?」
「・・・・・・先生。
あなたは絶対に間違ってる。」
「あ?」
「退部でも退学でも何でも受け入れますよ。
でも俺は何度でも言い続ける。
・・あなたのやり方は間違ってる・・。」
「ほざけ小僧。
その鼻は【打球が当たった】事にしろ。
だったらオレも穏便に済ましてやる。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「だが、ありのままを話すなら覚悟しろ。
・・・お前も・・・・
【オレを殴った事実】が明るみになる。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「先に手を出したのはお前だ。理事長は【どっちが悪い】と判断するだろうなぁ?」
「・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・。」