天才か、狂人か。 ～変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる～

第１５話

第１５話

襲い来る南邦、ＩＤ野球　ＶＳ　変態




野球部マネージャー　筒井ミク
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《ただいまより、青愛学園 対 南邦高校の試合を開始します。礼！！》


「「「お願いします！！」」」
「「「「「オネガイシマス」」」」



今日もウチらが後攻！


１番 センター 福留くん
２番 セカンド 荒木くん

３番 サード 龍ちゃん
４番 ライト 立浪くん
５番 キャッチャー 中村くん

６番 ファースト 山崎くん
７番 レフト 井上くん
８番 ピッチャー 岩瀬くん

９番 ショート 久慈くん


立浪くんが４番に復帰して、龍ちゃんは１年生の頃から任されてきた“定位置”の３番に、

５番 中村くんと共に形成される強力クリーンナップ！


更に山崎くんが６番に控えていることで、
追撃のダブルパンチも十分計算できて、


更に更に、ここまで立浪くん不在の穴を必死に埋めてくれた山口くんがベンチに控えて、

層が厚くなって・・！

万全の青愛学園のラインナップです！



「やっちまぇ岩瀬～～～～！！！！」


“ついで”って言ったら怒られるけど・・
２日間の順延のおかげで、

１回戦からずっとベンチで声を張り上げていた声出し隊長、大西くんの喉も回復して、

今日も球場内にその檄が響き渡る！！