天才か、狂人か。 ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~
《ストライク ツー!!》
「・・・・・・・・・・・・・。」
<・・・・・・・・・。>
カウント1ボール2ストライク。
ピッチャー有利のカウント・・!
圧倒的な気迫を見せる上原君を前に、
龍ちゃんが必死に立ち向かう・・!
《ボール ツー!》
「・・・・・。」
<・・・・・・・・・・。>
直角に落ちたスプリット。
でも誘い出されずちゃんと堪えて、
これで2ボール2ストライク。
平行カウント・・!
<・・・・・・・・・・・。>
きっと・・上原君は今の球で決めたかったはず。その表情がまた一瞬だけ曇った。
「・・・・・・・・。」
<・・・・・・・・。>
2ボール2ストライク。
仕切り直しの5球目・・!
キャッチャーからのサインを見て、
“ウン”と頷いた上原君が、
セットポジションに入・・・・・
「「「「・・・え・・・?」」」」
「・・・・・・・・?」
<・・!!?・・上原・・・・。>