35cmの音
そして、

何か刃物でも持ってたらと思うと
恐怖で悲鳴も上げられない。

角を曲がって木に隠れた

私のスマホがなった

「舞音くん、助けて...!」




「サナ!!!今どこ?!」




舞音くんの声に涙が溢れる

「分かんない...駅から路地裏に入って、」

「何が見える?!」

涙を拭い周りを見渡した


「えっと、オレンジの屋根の花屋さ...」






男の足音が聞こえて
すぐに通話を切った。

お願い!気付かないで!!

私は目を閉じてしゃがみこんだ
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