甘やかし上手なエリート医師に独占溺愛されています

私がいま『運命を変えられてもいい』と思えるのは…、九条先生しかいない。


「俺と付き合ってほしい」


出会ってからずっと、彼にドキドキしていた。
紳士的な振る舞いも、私の話を穏やかに聞いてくれるところも、突拍子もなく繰り出される甘い言葉も。

全部が私の心を奪い、いつの間にか恋におちていた。

「…私で、いいんでしょうか」

畏れ多いと思いつつ、彼の甘い言葉や振る舞いに、もしかしたらと期待していた。
それでも信じられないという気持ちのほうが大きかった。

九条先生ほどの人なら、どんな女性だって選び放題に違いない。
留学先にも青い目の綺麗な人はいただろうし、病院に勤めれば女医さんや看護師さん、患者さんだってきっと先生に夢中になる。

それなのに、彼の隣に立つのは私でいいのか不安になってしまう。

「遥がいいんだ」

急に名前で呼ばれてドキリとする。

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