溺愛プロデュース〜年下彼の誘惑〜
私の反応に『どういう事?』と聞くから
美南さんとの会話の内容を説明すると――
「そうだったんだ。
それで美南は俺に話し掛けたんだね。
悪い事したな…」
良かった。
悪気があって拒絶したんじゃなかったんだ。
これがわかれば美南さんは安心すると思う。
あとで本人に伝えておこうかな。
それはともかくとして…
「このデザインって
やっぱり、その…」
ハッキリ”盗作”とは口に出せなくて
まごまごしながら言葉を選んでしまう。
言ってしまったら認めてしまうみたいでイヤだったから…
そんな私の曖昧さだけど
然さんには言いたい事が伝わっていた。
「そうだね。
ネットで見る限りじゃほぼ一緒。
それもこれだけじゃないんだ」
「え…」
マウスをカチカチして
他のデザインを幾つかピックアップしてくれた。
そのどれも、色は微妙な違いがあるものの
誰が見てもわかるほど類似している。
「嘘…
こんなにあるの?」
美南さんと見たワンピース1枚かと思っていたけど
そうじゃなかった。