ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
 そんなことを考えながら、1日を過ごした。


 放課後、私は……校舎裏に、呼び出されているらしい。

「……あんた!尊和くんに手出さないでよ!」

 こ、後輩……?

「て、手出すって……。え、えっと……」

「ふふっ、なにやってんの?おんなじクラスのブス。どうやら……僕……いやもういいや。俺にぶっころされてぇんだなぁ」

「と、尊和くんっ!?」

 な、なぜ!?そ、そして、俺!?

 あ、頭の中が!ゴチャゴチャだよっ……。
 
< 119 / 140 >

この作品をシェア

pagetop