ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
***

 ヒヨの家について、なんだか少し緊張してきた。

 インターホンを鳴らし、少し待つ。

「なにあのイケメン〜!!」

「あれ、結城財閥のお坊ちゃまよね?!」

「ちょっと!あんた誰よ」

「お前、オレ達のヒヨの家でなにしてんだ」

 そこには、イケメンと言った方があっているけれど、制服はスカートのボーイッシュな女子と、大人びている女子が二人いた。

「尊和様……!!すみません、ハンカチ届けていただい——あれ、瑠奈ちゃんと、来楽ちゃん!どうしたの?」

「ヒヨ〜!!我天使〜!!」

 そう言って、ヒヨに抱きついたボーイッシュの人。

「わっ……!!ら、来楽ちゃんは、本当に元気だね」

「そんなことないわよ、ヒヨ、コイツ、さっきまでヒヨに会えなくて、ずっとだるそうに歩いてたんだから」

「えっ……!!」

 ヒヨは……癒しだからな、美少女も、可愛いも、綺麗も、純粋も、可愛いも、可愛いも、愛しいも、愛らしいもの、愛らしいも、素晴らしいも、神様も、天使も、女神も、全てがヒヨの為の言葉だからな。
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