ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
「じゃあ、よろしく」

「へっ?」

 すると、尊和くんは部屋から出ていき、メイドさん達が入ってきて、囲まれてしまった。
 
「あ、あのっ……」

「少々お待ちください」

「せ、制服っ……!?じ、自分で着れます!!」

「いいえ、尊和様のご命令なので」

「で、でもっ……」

 その調子で、私はあっという間に着替えてしまった。

「朝食をお持ちいたしました」

「ええっ……!?」

 わ、私……朝ごはん、食べないっ……。

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