【完結】悪魔な御曹司に心も身体も溶かされました。



「じゃ、待ってるから」

「え? あ、ちょ、神宮寺社長……⁉」

 神宮寺社長は、ニコリと微笑み出ていってしまった。

「参ったな……」

 ここって、かの有名なイーストサイドホテルだよね?ここで食事するの……? 神宮寺社長と、わたしが……?
 
 本当なら行きたくないと言いたい所だけど、仕事としてなら仕方ない。……行くしか、ないよね。

 するとその時、タイミング良くメッセージが届いた。差出人は光星さんだった。

【莉沙、今日の夜空いてるか?】

「えっ……」

 たった今、わたしは神宮寺社長に食事に誘われたばかりなのに。まさかのタイミングで、光星さんからもお誘いのメールが……。

 え、どうしよう。本当はすごく、光星さんの所に行きたいし、光星さんに会いたい。……だけど、クライアントの接待となると、そっちに行かなければならない気もするし……。

 わたしは悩んだけど、光星さんの誘いを断った。クライアントの接待があると言って。光星さんは、じゃあ仕方ないなと言ってくれた。
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