帝王と私
「あ…あ……んぁ……やぁ…も……だめ…」
「ダメ……まだまだ…終わらないよ……。
今日は寝かせないから……」
「やぁぁ……あ、だめ…」
「弥生が……煽るから…悪いんだよ……」
「きし…うさ…す、きぃ…」
「俺も……好きだ…」
その彼の言葉を聞いて、意識がとんだ━━━━━━
「……い?弥生?起きて……!」
「んぁ……貴、将さ……」
彼が私を見下ろしている。
また、ギシッギシッと動き出す。
「え……も…だめ……」
「俺も……無理…これでやめるなんて…できない……」
「あ……やぁ…貴……将さ…許し…」
また意識がとん、だ。
「ん……」
気がつくと、彼に腕枕をされ横になっていた。
「弥生…」
「貴将さん…も…朝?」
「まだだよ…。
ごめんね…止められなかった……」
私を見つめる彼の表情が、あまりにもせつない……。
何も言えなかった。
彼の頭を撫でたくて、手を伸ばそうとするが手に力が入らない。
「弥生?」
「貴将さんの頭撫でたいのに、手が動かない……。
大丈夫だよ…?貴将さんになら、何されてもいいって言ったでしょ?」
「うん…ありがと…」
「だから……」
「ん?」
「だからね、そんな消えそうな顔しないで…?」
「うん…。
弥生…好きだよ……」
彼が私の頭を撫でてくれた。
「フフ…なんか不思議だなぁ…」
「え?」
「貴将さんはあんなに怖い人なのに、今はとても壊れそうな位、弱々しい……」
「そう?でもこんな俺を見せれるのは、弥生だけ……」
「どっちが本当の貴将さん?」
「どっちも俺!嫌?」
「ううん。どっちの貴将さんも大好き!」
「そんなこと言われたら、また止まらないよ…?」
「いいよ?貴将さんなら……」
「じゃあ、遠慮なく……。
また、意識とばそうね…………」
「ダメ……まだまだ…終わらないよ……。
今日は寝かせないから……」
「やぁぁ……あ、だめ…」
「弥生が……煽るから…悪いんだよ……」
「きし…うさ…す、きぃ…」
「俺も……好きだ…」
その彼の言葉を聞いて、意識がとんだ━━━━━━
「……い?弥生?起きて……!」
「んぁ……貴、将さ……」
彼が私を見下ろしている。
また、ギシッギシッと動き出す。
「え……も…だめ……」
「俺も……無理…これでやめるなんて…できない……」
「あ……やぁ…貴……将さ…許し…」
また意識がとん、だ。
「ん……」
気がつくと、彼に腕枕をされ横になっていた。
「弥生…」
「貴将さん…も…朝?」
「まだだよ…。
ごめんね…止められなかった……」
私を見つめる彼の表情が、あまりにもせつない……。
何も言えなかった。
彼の頭を撫でたくて、手を伸ばそうとするが手に力が入らない。
「弥生?」
「貴将さんの頭撫でたいのに、手が動かない……。
大丈夫だよ…?貴将さんになら、何されてもいいって言ったでしょ?」
「うん…ありがと…」
「だから……」
「ん?」
「だからね、そんな消えそうな顔しないで…?」
「うん…。
弥生…好きだよ……」
彼が私の頭を撫でてくれた。
「フフ…なんか不思議だなぁ…」
「え?」
「貴将さんはあんなに怖い人なのに、今はとても壊れそうな位、弱々しい……」
「そう?でもこんな俺を見せれるのは、弥生だけ……」
「どっちが本当の貴将さん?」
「どっちも俺!嫌?」
「ううん。どっちの貴将さんも大好き!」
「そんなこと言われたら、また止まらないよ…?」
「いいよ?貴将さんなら……」
「じゃあ、遠慮なく……。
また、意識とばそうね…………」