幼なじみの溺愛が、私を離してくれません
時々見せる学校にいる時とは、表情一つ一つが全て違う。
共通するものを見つけられるとしたら…それはきっと、影野くんをずっと見ている人くらいだ。
「霧山さんのそういう顔、もっと見たい」
「っ…!」
あともう少しでお互いの鼻と鼻がくっつきそうになるくらい接近したところで、肩がビクッと跳ねた。
結弦に近づかれたときもなるけど、結弦のときとは圧倒的にドキドキの速さが違う。
結弦のときはもっと…心臓が壊れちゃうんじゃないかと思うくらい速くて、運動した後みたいにバクバクして…。