サッカー部のイケメン二人の間で揺れて

「あははっ、ごめんって。そんなに力入れなくても、俺はずっといるって」

「恭介・・・」

「ん?」

「あのね、あの」

「なに、詩織」

「キス・・・したい」

「ん、いいよ」

なんて余裕ぶって返事したけど、俺もしたい。

っていうか、キスだけじゃ終わらなくなるけど、いいのか、詩織。

俺は抱きついている詩織の肩を優しく掴み、お互いの顔を見つめ合える距離まで詩織を俺から少し離した。

「詩織、好きだ・・・」

「わたしも、す・・・んっ」

詩織の言葉を最後まで待つ余裕が無くて、詩織の口を塞いだ。




「詩織、今夜は寝かせないよ。覚悟して」


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