I LOVE YOU





指定された改札口に向かうと、改札のド真ん中で待っているタイヨウ…

タイヨウはスマホをいじっていて、こっちの存在には気づいていない様子。




髪の毛の色が派手になっているくらいで、他は何も変わってなさそうだった。




『うわ!』

「Wow!baby」と、その場で抱き着かれた。





待ちに待った瞬間。

腕の中がタイヨウで思わず泣いてしまった。




「Why?」と、タイヨウは笑って私の顔を見ていた。

「Why?」じゃないよ…と私の気持ち。





『髪、染めたの?』

「染めたって何?」

『Chang?』

「Yes」

『いいじゃん』

「カッコいい?だっけ?」

『そうそう』




私がタイヨウに教えた唯一の日本語が「カッコいい」。

まだ覚えてくれていてうれしかった。




『カッコいい』と、親指を立てて見せると笑って喜んでいた。



可愛いじゃん。

それに、カッコよすぎて胸キュンだった。




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