【完結】君の全てを奪いたい〜俺の愛で埋め尽くす〜
「ママ〜!ただいまぁ」
「おかえり。藍(あおい)夏恋(かれん)」
奏人のことがあってきっとわたしの心は苦しい。だけどこうやって明るく前向きに、毎日楽しく生きていくことが出来るのは、咲哉さんとこの子たちがいるからだ。
「ママ〜!おやつないのぉ〜?」
「おやつなら、冷蔵庫にプリンが入ってるよ」
「プリン!? やったぁ〜!」
藍と夏恋のこの嬉しそうな笑顔を見るたびに、わたしは幸せだと感じる。やっぱり子供っていいな。どんなに辛くても、どんなに大変な毎日でも、子供たちの笑顔を見るだけで元気になれるから。
「藍!夏恋と聖花(きよか)にもプリン出してあげてね〜」
「うん、分かった!」
本当に我が家の子供たちはいい子に育ってくれている。藍はちゃんとお兄ちゃんとして、妹ふたりの面倒をちゃんと見てくれているし、夏恋もお姉さんとして、妹である聖花(きよか)の面倒を見てくれている。
本当にいい子たちで、頼もしい。こうしてわたしたち家族は、明るく楽しく生きている。