【完結】君の全てを奪いたい〜俺の愛で埋め尽くす〜



「ただいま〜」

「あ、パパだっ!」

「パパ、おかえりなさーい!」

「お、なんだ?みんなでパパのお出迎えか?」

 パパが帰ってきた途端、子供たちはみんなパパを出迎えに行く。それが毎日だ。子供たちはみんな、パパが大好きだから、帰ってくると嬉しいんだろうなって思う。

「おかえりなさい」

「ただいま、奈都」

「今日もお仕事、お疲れ様でした」

「なに、家族のためだよ。 さ、みんなで夕飯でも食べよう」
  
 家族みんなで食べる夕飯はいつも美味しい。幸せを感じるし、家族がいる幸せって本当に素晴らしいな。

「「パパ、ママ、おやすみなさーい」」

「おやすみなさい」

「おやすみ。寝坊しないようにな」

「「はーい」」

 子供たちが眠ったのを確認したわたしは、咲哉さんに今日のことを話した。  

「……そうか。奏人、亡くなっていたのか」

「はい。……奏人の家族も亡くなってるみたいなので、わたしに連絡してくれたみたいです」

「そうだったのか……」
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