【完結】君の全てを奪いたい〜俺の愛で埋め尽くす〜



「……もっと、強く抱いて」  

 わたしは咲哉さんの唇にそっとキスをした後、そう呟いた。

「自分から求めてくるなんて……。どうしたんだ?」

 そう言って咲哉さんは、ニヤッと笑った。

「……だって、もっと強く抱いてほしくて」

 わたしは正直に答えた。 もっともっと、咲哉さんをわたしの身体に刻み込んでほしくて……。

「分かった。なら俺をもっと、お前の中に深く刻み込んでやる。……覚悟しろよ?」

「……はい」

 そしてわたしは、その日夜中まで彼の身体に刻み込まれるように抱かれた。

 行為が終わった後、わたしを抱きしめながら、咲哉さんは「身体、大丈夫か?」と聞いてきた。

「……はい。大丈夫です」

 確かにさっき、咲哉さんはわたしの身体のあらゆる所に触れながら、何度も刻み込むように抱いてくれた。 彼に触れられるたびに、わたしの身体の全てが疼いて、そして何度も彼を求めてしまったから。

 何度も手を握られ、幾度となく唇と吐息を交わし、そして何度もわたしの中を責められた。
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