【完結】君の全てを奪いたい〜俺の愛で埋め尽くす〜
そこに観葉植物やインテリアなどを置いてみると、すごくいい感じだった。
「観葉植物置くと、また印象変わるな?」
「確かにそうですね」
観葉植物は心を癒やしてくれるから、大好き。実際わたしの部屋にも、観葉植物をいくつか置いていた。 観葉植物って、心が洗われるんだよね。
「なんか、いいな?」
「はい。すごくいいです」
DIYをやってみて、思ったより部屋の雰囲気も変わったのですごくいい。
「これが俺たちの、愛の巣か……。なかなか悪くないな」
と、咲哉さんは嬉しそうに言った。
「はい。悪くないです」
わたしたちの愛の巣……。なんか響きがちょっと照れるけど、なんか嬉しい。
「よし、少し小腹が減った。 おやつでも食べようか」
「はい」
冷蔵庫を開けて買ってきていたケーキを取り出したわたしは、お皿にケーキを乗せてリビングまで運んだ。
「お待たせしました」
「ありがとう。美味しそうだな」
「はい。では、いただきます」