【完結】君の全てを奪いたい〜俺の愛で埋め尽くす〜



 そこに観葉植物やインテリアなどを置いてみると、すごくいい感じだった。

「観葉植物置くと、また印象変わるな?」

「確かにそうですね」

 観葉植物は心を癒やしてくれるから、大好き。実際わたしの部屋にも、観葉植物をいくつか置いていた。 観葉植物って、心が洗われるんだよね。

「なんか、いいな?」

「はい。すごくいいです」

 DIYをやってみて、思ったより部屋の雰囲気も変わったのですごくいい。

「これが俺たちの、愛の巣か……。なかなか悪くないな」

 と、咲哉さんは嬉しそうに言った。 

「はい。悪くないです」

 わたしたちの愛の巣……。なんか響きがちょっと照れるけど、なんか嬉しい。

「よし、少し小腹が減った。 おやつでも食べようか」

「はい」

 冷蔵庫を開けて買ってきていたケーキを取り出したわたしは、お皿にケーキを乗せてリビングまで運んだ。

「お待たせしました」

「ありがとう。美味しそうだな」

「はい。では、いただきます」
< 94 / 166 >

この作品をシェア

pagetop