ひめは恋する不良くんたちに降参です。
明かされる過去
「どこから話せばいいかな」
三和校は裏で2つの勢力に分かれている。
Forceとelthaだ。(フォースとエルザ)
俺は、Forceの副総長だ。
向貴もForceに入っている。
輝は、elthaの副総長だ。
翔太もelthaに入っている。

俺たちは14歳のとき家を出て、夜街なかを歩いていた。
すると、二人の男に同い年くらいの女の子が抱かれて連れて行かれるのを見た。
明らかに、男は不審な奴らだった。
女の子は睡眠薬で眠らされているみたいだった。
俺たちは元から喧嘩には強かった。
二人の男を一発殴ってやった。
その女の子はまだ眠っていた。
だから、顔はよくわからなかった。
「どうする」
「警察に行くのもな」
すると、一人の男の声が聞こえた。
「莉緒っ、どこだっ」
もしかしたら、と考え訪ねてみた。
「すみません。この子…」
「莉緒っ、莉緒っ、どうしたんだっ」
「男二人に連れてかれそうだったので一発殴ってぶっ飛ばしたんですけど、この子睡眠薬で眠らされてるみたいで…」
その人に事情を説明した。
というか、この人は?
「あの、あなたは?」
「おれは、莉緒の兄だ。君たちに感謝する」
「いや、たまたま通りかかっただけなんで」
そう答える。
「あー、よければなんだが、暴走族に興味ないか?Forceって暴走族なんだが、君たちは強そうだしな、入ってみないか?」
暴走族に興味津々だった。答えはもう一択しかない。
『はいっ』
それから、Forceの仲間になった。

その女の子は今ここにいる莉緒ちゃんだった。
竜也さんはForceの総長だった。
今は総長が変わっちゃったけれど。
竜也さんは、Forceのアジトで莉緒って自慢をしていた。
それから、莉緒ちゃんのことをみんながひめ って呼んでいる。
「私に、そ、そんなことがあったんだねっ」
すごい不安そうな表情をしている。
「ごめんね、教えちゃって。でも、何もされてないと思うから安心してね。」
「俺たちでぶっ飛ばしたからっ」
「うんっ、二人とも守ってくれてありがとうっ」
キュンっ
や、やばい。
可愛すぎる。
「好き、莉緒ちゃんが好きだ」
おいっ、向貴っ、抜け駆けは許さんっ。
「私もっ。みんなのこと好きだよっ」
俺たちは顔を見合わせた。
このとき、すごい手強いと知った。
向貴は、その場にキュン死でぼーっとしている。
俺たち4人はライバルとしてこれから学校に来なければと知らされた。
激ニブな莉緒ちゃんもすごくかわいい。
そう思いながら、1日授業を受けた俺たちだった。


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