帝王と私~Darkness~
「次は、目だよ?」
グチュ…っと音がしたかと思ったら、
「ぎゃぁぁぁ!!!!!」
「次は……耳…。
弥生の可愛い声…聞いたよな?」
「ぎゃぁぁぁ!!!」
「ダメだ、引きちぎれねぇな……。
羽山!何かない?」
「コイツ等が持ってた、ナイフです」
「フフ…楽しいな!でも、汚ねぇ…耳」
その男の両耳を何のためらいもなく、切り落とした。
その男はその頃には、意識をなくしていた。
「死んだ?面白くねぇ………。
じゃあ次だな……」
次の男に目を移す。
「やめて下さい!知らなかったんです!帝王様の女だって!」
男が、貴将に懇願する。
「思うんだけどさ…“やめて下さい!”って言われてやめる馬鹿いんの?」
「え…?」
「まぁいいや!足枷つけたの誰?あと、お前等に弥生を襲わせる様に言った奴は誰?」
「それは……」
「早く言えよ!弥生を早くここから、脱出させたいんだよ!で、いっぱい抱き締めて、ゆっくり寝かせたい」
「足枷をつけた奴はわかりません。ネットで依頼したから。お互い詮索しない約束だったので……。
弥生さんをヤるように言われたのは、糸島って女です。
弥生さんと同じ会社の」
「また、奴か……。
連れてきて!足枷男と、糸島。
今すぐに!!!」
「でも…」
「吐き気がする……てか、吐く…」
オエッと嗚咽して、貴将がその場に吐いた。
「帝王様!」
貴将の部下・羽山がすかさず近よる。
貴将の背中をさする。
「気持ちわりぃ……。
俺の大事な弥生に足枷なんて……。
俺でも拘束なんてしたことねぇのに……」
「帝王様、お水を……」
「あぁ」
貴将は軽く口をゆすぎ、男に向き直った。
グチュ…っと音がしたかと思ったら、
「ぎゃぁぁぁ!!!!!」
「次は……耳…。
弥生の可愛い声…聞いたよな?」
「ぎゃぁぁぁ!!!」
「ダメだ、引きちぎれねぇな……。
羽山!何かない?」
「コイツ等が持ってた、ナイフです」
「フフ…楽しいな!でも、汚ねぇ…耳」
その男の両耳を何のためらいもなく、切り落とした。
その男はその頃には、意識をなくしていた。
「死んだ?面白くねぇ………。
じゃあ次だな……」
次の男に目を移す。
「やめて下さい!知らなかったんです!帝王様の女だって!」
男が、貴将に懇願する。
「思うんだけどさ…“やめて下さい!”って言われてやめる馬鹿いんの?」
「え…?」
「まぁいいや!足枷つけたの誰?あと、お前等に弥生を襲わせる様に言った奴は誰?」
「それは……」
「早く言えよ!弥生を早くここから、脱出させたいんだよ!で、いっぱい抱き締めて、ゆっくり寝かせたい」
「足枷をつけた奴はわかりません。ネットで依頼したから。お互い詮索しない約束だったので……。
弥生さんをヤるように言われたのは、糸島って女です。
弥生さんと同じ会社の」
「また、奴か……。
連れてきて!足枷男と、糸島。
今すぐに!!!」
「でも…」
「吐き気がする……てか、吐く…」
オエッと嗚咽して、貴将がその場に吐いた。
「帝王様!」
貴将の部下・羽山がすかさず近よる。
貴将の背中をさする。
「気持ちわりぃ……。
俺の大事な弥生に足枷なんて……。
俺でも拘束なんてしたことねぇのに……」
「帝王様、お水を……」
「あぁ」
貴将は軽く口をゆすぎ、男に向き直った。