研究員たちの思春期〜恋の仕方が分かりません!〜
学食に根本さんとガルシアさんも既にいたから混ざる。

「Dr.Daphnia is mad about JUN-MISS(ミジンコ博士は準ミスに夢中よ)」

李さんが席に着くなりそう言った。
ガルシアさんが頭をパーンと叩いて「Oh,my GOT(なんてこった)」と呟く。

私だってオーマイガーだよ。

李さんが私の表情を見るなり「Ohhhh,カワイソウニ...」と言う。

可哀そうがらないで、余計に悲しくなるから。

ガルシアさんが隣の席の椅子を引いた。

「マア、スワッテ」

私はそこにストンと腰を落とす。

お昼ご飯なんて食べる気になれない。
だけどちゃっかり牛丼を食べた。

論文書きはエネルギーを消耗する。


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