クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する
「ハア……やっぱり大変だよ、この階段……」

魅亜は校長室目指して、一歩また一歩と階段を登っている。

もうすぐ響一郎に会えると思えば、なんてことない階段だが、どうやって決闘を止めるのかを考えていたら気が重い。

ついでに足取りも重くなる。

用心棒の田部井ちゃんは

「アキラの身支度があるから今日は先に帰るね!魅亜ちゃん、菅原響一郎とのあんなコトやこんなコト、もろもろ頑張るんだよ!」

と謎の言葉を残して脱兎のごとく帰ってしまった。

何とも現金な用心棒である。
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