クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する
“よし!そうと決まれば善は急げだ”とか何とか言いながら響一郎は学生服の内ポケットを探っている。

だがこの時、誘われたはずの魅亜はまったく別のことを考えていた。

日曜日って、なん曜日だろう……?

ええっと、今日が水曜日だから4日後?

いや、3日後?

ええっとどっち!?いつから数えればいいの?

起算点は今日の今?

それとも明日の夜12時!?
わかんないよ!

その日になったら、あたしは一体どこに行けばいいの!?

起算点なんて難しい言葉を知ってるくせに、単純な計算もできなくなってしまった魅亜。

しかし、響一郎はそんな魅亜にもお構いなしだった。
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