僕の彼女はヤンデレです
仕事が終わってみたら、あっという間でミチルと家に帰った。


汗だくの作業着を脱いで、洗濯機に入れるとシャワー浴びる。


汗をよくかくからか、肌がスベスベになった気がする。
身体にも絶対いいよな。これ。


そういえば、ミチルの父親は筋肉質ないい体をしている。


仕事柄体を使う仕事だからかも知れない。


俺のヒョロヒョロな体ももう少し、男らしくなって欲しい。


ふろを出るとミチルと買い物に行く準備を始める。


今日はミチルに女性と話している所を見られたが、ミチルはいたって普通だ。


俺を信用してくれている。


そう考えただけで、にやけてしまう。


「ミチル!今日は、何食べたい?」
「んー!肉!柔らかい肉!」
「いいね!
俺、すき焼きが食べたいな!」
「すき焼きしよう!」
「やった!」


そんな会話をしながら、スーパーに向かい歩く。


店に入ると冷房が効いていて、ホッとため息を漏らし、カゴを取ると店内を歩いた。


まずは野菜。


エノキに生椎茸。
すき焼きには、キノコが合う。


おっと、ネギも忘れたらいけない。


あとは、少し苦手だが春菊もカゴに入れた。

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