僕の彼女はヤンデレです
「なんで?ポッチャリめちゃくちゃ好きだけど?」
「あ、あの……」
「ん?」
「良ければなんですが、連絡先交換しません……か?」

そう言ったミチルの顔が真っ赤になっている事くらい、見なくても分かる。

しかし、なんで俺?

って、嬉しいから深く考えないで置こう。

「いいよ!」

そう言って、RAINの連絡先を個チャで教える。

正直、かなりワクワクしていたが。

「私、夕飯の支度するのでこれで、落ちますね」
「あ、はい……」

ちょっと寂しいと言う、気分になってしまう。

「RAINしますね!」

そう言うと、ミチルのキャラは落ちてしまった。

ちくしょう!!

今までゲームさえ出来れば幸せだったのに。

その、ゲームにすら手が付かない。

俺の視線の先にはスマホが有り、ミチルからの連絡を待ち侘びてしまう。

「これじゃ、忠犬ハチ公じゃねーかー!!」

そんな叫び声を上げた瞬間、スマホが震えた。
RAINだ。
しかも、ミチルから!!

舞い上がりながらRAINを確認する。

「へっ?」

そこには、少しポッチャリした女の子の写メ。

肌なんか雪みたいに白くて、モチモチしたくなってしまう。

何より、顔がめちゃくちゃ可愛いし、巨乳だ。
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